昆布締めに使った後の昆布、どうしていますか?良質な昆布であればあるほど、一度きりで捨ててしまうのはもったいないですよね。この記事では、そんな昆布締めの残り昆布を美味しく活用する、簡単リメイクレシピをご紹介します。
昆布は古来より日本人の食卓に欠かせない、まさに「海の野菜」。アルカリ性食品の代表格であり、現代人に不足しがちなカルシウムやミネラル、そして豊富な食物繊維を手軽に摂れる、まさに天然の恵みです。
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ご飯のお供に定番!昆布の佃煮
材料
- 昆布締めの残り昆布:適量(例:乾燥状態で約100g、戻した状態で約400g)
- だし汁:2カップ
- 砂糖:大さじ6
- しょうゆ:大さじ5
- みりん:大さじ2
作り方
- 鍋にだし汁・砂糖・しょうゆ・みりんを合わせて火にかけ、ひと煮立ちさせます。
- 細切りにした昆布を加え、弱火でコトコトと煮汁が少なくなるまで煮詰めます。
ポイント
味の濃さはお好みで調整してください。ほんのり甘辛く仕上げれば、白ごはんのお供にぴったり。冷蔵庫で保存すれば常備菜としても活躍します。
アレンジ
細かく刻んでおにぎりの具にするのもおすすめです。
パリパリ食感がたまらない!昆布チップス
作り方
- 昆布をキッチンバさみなどで食べやすい大きさにカットします。(例:3~4cm角)
- フライパンに少量の油を熱し、昆布を重ならないように並べ、弱火~中火でカリッとするまで揚げ焼きにします。
- 昆布の色が変わり、パリッとしたら取り出して油をよく切り、お好みで軽く塩をふります。
ひと言アドバイス
とても簡単に作れるのに、驚くほどクセになる味わいです。お子様のおやつや、日本酒・ビールのおつまみにも最高です。
野菜と一緒にコトコト!昆布と野菜の煮物
材料
- 昆布締めの残り昆布:適量(結び昆布や細切りなど)
- お好みの野菜:大根、人参、しいたけ、油揚げなど
- だし汁:適量
- 醤油:適量
- みりん:適量
- 砂糖:少々(お好みで)
作り方
- 昆布と野菜をそれぞれ食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に昆布、野菜、だし汁を入れ、火にかけます。
- 沸騰したらアクを取り、醤油、みりん、砂糖で味を調え、野菜が柔らかくなるまで弱火~中火で煮含めます。
アレンジ
鶏肉や豚肉を加えても美味しくいただけます。ご家庭の味に合わせて、自由に楽しんでください。
自家製が美味しい!昆布のふりかけ
材料
- 昆布締めの残り昆布:適量(細かく刻む)
- ごま:適量
- かつお節:適量
- 醤油:少々
- みりん:少々
- 砂糖:少々(お好みで)
- その他お好みの具材:じゃこ、桜えび、ナッツなど
作り方
- フライパンで細かく刻んだ昆布をから煎りし、水分を飛ばします。
- ごま、かつお節、その他お好みの具材を加え、さらに炒ります。
- 醤油、みりん、砂糖で味を調え、汁気がなくなるまで炒りつければ完成です。
ポイント
ご飯のお供はもちろん、お豆腐にかけたり、和え物に使ったりと幅広く活用できます。
捨てずに活用!昆布だし(二次利用)
昆布締めに使った昆布は、まだだしが出ることがあります。水からゆっくり煮出して、味噌汁や煮物のだしとして再利用できます。一度使った昆布なので、一番だしほどの強い風味はありませんが、普段使いには十分な旨味を引き出せます。
使い終わった昆布の保存方法
すぐに使い切れない場合は、細かく刻んでラップで包むか、チャック付き保存袋に入れて冷凍保存しておくと、使いたい時にすぐに使えて便利です。佃煮やふりかけを作る際にも、解凍してそのまま使えます。
まとめ
昆布締めの後に残る昆布は、捨てずに活用すれば美味しい一品に変わります。この記事で紹介したレシピを参考に、佃煮、チップス、煮物、ふりかけなど、様々な料理にリメイクしてみてください。良質な昆布の風味を最後まで楽しみ尽くしましょう。